いつまでも待ってます
 東北の各地の郷土芸能が、復興を祈願して踊った  というニュースをぽつぽつ見かけます。
そのたびに非被災者の私がものすごく励まされてしまいます。
郷土芸能があるって良いなあと、あまりそういうものがない土地で育った人間として、純粋にそう思えました。
でもそこで踊っているのも同じ被災者の方々。被災者を励まし復興を祈願する心の余裕なんて本当はないくらい大変だと思います。
町の再生があっての郷土芸能、という文を読んで、そうだよなぁ、そうだよなぁ〜…と思いました。

三陸沿岸部を国立公園として整備する計画や、なくなった方々の供養の意をこめて沿岸部に桜の木をたくさん植える計画などがあるみたいですが、そんな計画より今は、何より今必要なのは被災者の方々の生活の再建じゃないですか、そういうのはその後いくらでもやりますって噛み付いた議員さんの事を聞きました。そうだよな、ほんとそうだよなぁ〜…。

沿岸部は車で数回ドライブした事がある程度にしか行ったことがなく、芸能も内陸部のイベントでゲスト出演したのを見たくらいでした。それでも、思い入れは確実にあったのです。車で、ずっと海沿いを走れるのかと思ったら山道みたいになって海見えねぇ〜〜、と思ったら海沿いの道になったり。海を見たくて車を止めて堤防の上からボケーっと眺めたりもしました。本当にきれいな海でした。道路標識を見て、あっここの町は○○の芸能があるとこだ!なんてはしゃぎながら走りました。海と山ののどかな場所だと知っていました。でもそれが、今後「あの津波の時の」という覚え方をされてゆくのだなあ。復興して、観光客が来るようになっても、きっとみんな津波の爪あとを探すんだろうなぁ、、。なんだかそれが悔しくて悲しくてたまりません。


人がいてこその町だし、人がいる町があってこその郷土芸能ですもんね。
人と町と郷土芸能ぜんぶが復興するのを、ずっと待ってます。
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