第14回行山流鹿踊交流会
10/16に一関市へ行ってきました。
このイベントに行くの、夢でした!最初から最後まで鹿踊、しかも行山流オンリーとかすごすぎます。
前々からいつか行きたいなーと軽く思っていたのですが、いつまで続くかわからないですよと教えていただいてから、もう行くしかねぇっ!と心に決めておりました。
当日は、朝まで雨だったせいで地面のぬかるみがほんとすごくて…あんな本気のぬかるみ久しぶりでした笑。踊り手の方々大変だったろうなぁ。ズベっとすべる場面が何度もありました。でも、泥だらけの足袋をみるとなんでだかグッとくるものがありますね… うん…私だけか…
場所は大東町の山吹城跡というところで、山に囲まれた、ものすごくロケーションが素敵なところでした。これ以上ないってくらい鹿踊が似合ってました。



出演は以下の9団体、半分は一ノ関市の団体です。行山流ぜんぶだと何団体あるのかな、選りすぐりの9団体ですね。
もちろん鹿踊には他に金津流、春日流などなどありますから、しかもそれが宮城〜岩手に全部あるんだから鹿踊がいかに多いかお分かりいただけるだろうか!
大東高校鹿踊部
大木鹿踊
小沼鹿踊
丑石鹿踊
舞川鹿子躍
早稲谷鹿踊(気仙沼市)
角懸鹿躍(奥州市)
口内鹿踊(北上市)
水戸辺鹿子躍(南三陸町)

そういえば、案山子踊りや女鹿隠しなどの「役踊り」と呼ばれる、物語性のある面白い演目はやらなかったなぁ。こっちも見てみたいものです!

このうち水戸辺鹿子躍は、町名を見ればお分かりの通り甚大な津波被害を受けた所の芸能でもあります。
練習所ごとすべて流されたと…。ガレキの中から道具などを拾い集めたとパンフレットにありました。テレビのニュースでも当時やっていました…。こうしてこんなに早く水戸辺鹿さんを見る機会が持てて、感慨深いものがあります。保存会の方々の頑張りに、感謝するばかりです。。 
水戸辺村は、行山流の発祥の地であることがわかったそうです。行山流鹿踊を始めた伊藤伴内持遠さんも水戸辺の出身であるとのこと。…この辺の事は覚えが悪いので、間違ってたら訂正お願いしますm(_ _)m

続きから、写真です。鹿踊は一眼レフで撮るとカッコいいです。
 大東高校鹿踊部
この足!かっこいい!!


大木鹿踊 幕の正面、九曜紋が一般的に多いけど、菊の紋?かな?

大木鹿踊 足にサラシ巻いてるんですねェ。

大木鹿踊 背中の「ながし」に和歌が書かれてるのはよく見ますが、「秋萩〜」で始まる和歌って、どの和歌だろうか…。「陸奥〜」は多分「みちのくの しのぶおじかのめじかのさと こえをそろえて あそぶしかかも」だと思うんですが、ながしの和歌って結構色々あったりするのかな

小沼鹿踊  大東高校鹿踊部はここにならっているそうです。衣装も踊りも同じで、オリジナルの小沼さんを見るの、夢でした!太鼓の音が低くて、歌も大人なので渋さが増してかっこいい!ここも足にサラシ巻いてるんだなー。この写真がわたしのマイベストです。かっこよすぎます…。奥で見てる出演待ちの鹿さんたちもかわいい・・。

小沼鹿踊 一人狂いの、この体制のとこがスッゴイと思います。ササラの先からバチの先まで操作している!

丑石鹿踊 中立と女鹿だけ、頭の華鬘(けまん)結びが水色。去年まで赤が当たり前、赤しかないと思っていました。ここの鹿さんのお顔がイケメンでとても好みでした…!!

丑石鹿踊 女鹿には角がない。かわいい…。あと、幕の模様も中立と女鹿のみ「輪違い紋」なんですね。舞川鹿子躍と同じですね。太鼓に巻いてある「しらべかくし」はなんだか高級感があるなぁ!

舞川鹿子躍  ここは去年福島のイベントで初めて見ました。一ノ関駅の新幹線ホーム降りたとこにマネキンがいますよっ。ハカマが派手ですな〜

舞川鹿子躍 踊り終わった後、こうして中立が団体を後ろに引き下げたり一列に並ばせたりするとこが行山流には(?)見られます。すごいかわいいです。

早稲谷鹿踊 出番待ちしてるところが可愛すぎました。な、なんだこのササラの長さは…!
そして… え!?ニンゲンがいる!

早稲谷鹿踊 驚きました〜。道化?一八?呼び名は分かりませんが…。鹿も気にせず一緒に踊ってて、警戒心がないのが不思議。人ではない何かなのかな…人よりは人間離れした何かなのかな…。だって案山子にすら鹿さんはビビるのに…!?そしてこのながしの和歌も何て書いてあるのだ…

早稲谷鹿踊 衣装がどこまでも青くて、海を感じます。

早稲谷鹿踊 その上、足袋が黒い!というか地下足袋とは…!!なんで!?

角懸鹿踊 また可愛くてつい…。 角懸さんは北上みちのく芸能まつりにもよく出演してらっしゃいます!踊ってる写真がなかった!ごめんなさい…!

口内鹿踊 こちらも北上市の芸能で北上みちのく芸能まつりに必ず出演しています!なんだか不良座りしてる鹿に見えてしまいますが演技中です。バチの持ち方が好きです…!

水戸辺鹿子躍 平成3年に舞川鹿子躍の指導のもと復活したとのことで、衣装も踊りも同じです。ですが幕には「水戸辺」の染め抜きが。今後の活躍を期待しております!応援してます!!


おまけ
待機中の鹿さんたち。ササラしか見えなくて、こういう風景がとても宮沢賢治先生は好きだと思うんです(勝手に)
お祭り・イベント comments(7) -
Comment
>瀬川さん
初めまして。お返事が大変遅れてすみません。コメントありがとうございました!
早稲谷鹿さんのニンゲン、不思議ですよね。祭りの追っかけさんにも教えていただきました。久田鹿踊りにもボウズがいるので、繋がりがあるのでしょうかね?? 
from. 片栗 | 2015/10/13 10:05 PM |
早稲谷獅子躍りのニンゲンの付き物、ボウズといいます。あと、小沼鹿躍の、バチが赤い!花巻祭で分かりました。
from. 瀬川司 | 2015/10/09 8:56 PM |
えさし藤原の郷 鹿踊定期公演日程

時期・・・ 4月22日〜11月11日までの毎週日曜日
場所・・・ [えさし藤原の郷] おまつり広場にて   
(雨天時は舞楽殿にて)
時間・・・ 11時〜 14時〜  の2回公演

4月22日 金津流鶴羽衣鹿踊
29日 奥山行山流増沢鹿踊
5月6日 金津流軽石獅子躍
  13日 奥山行上流餅田鹿踊
  20日 行山流久田鹿踊
  27日 金津流石関獅子躍
6月3日 奥山上山流歌書獅子躍
  10日 奥山行山流清衡鹿踊
  17日 行山流角懸鹿躍
  24日 金津流岩高鹿踊
7月1日 金津流野手崎獅子躍
  8日 金津流梁川獅子躍
  15日 奥山行上流餅田鹿踊
  22日 金津流伊手獅子躍
  29日 奥山行山流地ノ神鹿踊
8月5日 金津流鶴羽衣鹿踊
  12日 奥山行山流増沢鹿踊
  19日 金津流軽石獅子躍
  26日 奥山行上流餅田鹿踊
9月2日 行山流久田鹿踊
    9日 金津流石関獅子躍
   16日 奥山上山流歌書獅子躍
23日 奥山行山流清衡鹿踊
30日 行山流角懸鹿躍
10月7日 金津流岩高鹿踊
14日 金津流野手崎獅子躍
21日 金津流梁川獅子躍
28日 奥山行上流餅田鹿踊
11月4日 金津流伊手獅子躍
11日 奥山行山流地ノ神鹿踊


見づらいかもしれませんが宜しくお願い致します。
from. 鹿踊マニア | 2012/04/18 9:45 AM |
>鹿踊マニアさん
こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いいたします!&石関さんのますますのご活躍を期待しております。
ながしの歌は山口派の特徴だったのですね。また団体によって書かれてる歌や文字の形が違うんですね、本当に風流ですねえ…!
from. 片栗 | 2012/01/06 11:19 PM |
新年あけました。 今年も宜しくお願い致します。 流しに歌を染めているのは山口派の特徴と言えますし、ササラの先に鳥の羽がついているのも特徴ですよ!
from. 鹿踊マニア | 2012/01/05 10:16 AM |
>祭りの追っかけさん
初めまして、コメントありがとうございました!お返事遅れて申し訳ございません。
私も念願だった交流会、写真見ていただけて嬉しいです!
早稲谷鹿さんについて、ありがとうございます!化け坊主と言うんですか…!雰囲気ある名称ですね。リーダーが鹿ではないとは…。それとながしの歌についてありがとうございました。「目には見えずて」なんて、素敵です。風情がありますね。
なかなか自分だけでは調べようとしてもたどりつけず、色んな方に教えていただけて恐縮です。
from. 片栗 | 2011/12/03 5:20 PM |
はじめまして。祭りの追っかけと申します。
行山流鹿踊大会の写真、とってもいがすちゃ。感心しました。
早稲谷鹿踊の人間ですが「化け坊主」と言うそうです。
この役どころは一見して道化のようですが、実はリーダー的存在です。
手に持った扇で八鹿を指揮しています。とともに鹿と観客の間を取り持って、滑稽な仕草の中にビシッと・・・
それと、雌鹿のナガシの歌ですが「秋萩を しがらみふせて 鳴く鹿の 目には見えずて 音のさやけさ」ではないかなと思ってます。出所は古今和歌集なそうです。いかにも雌鹿にぴったりだと思いませんか。
from. 祭りの追っかけ | 2011/11/29 9:28 PM |








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